単焦点レンズ、どんなものをお持ちですか?
こんにちは、カメラマンやじです♪
85mmの単焦点レンズは、人物撮影で活躍してくれる魅力的なレンズです。
ですが、1本目の単焦点として人気の50mmや35mmのレンズに比べ、切り取れる範囲が狭いので、日常使いにはあまり適しません。
ただ、この特性を理解し上手く使えば、とっても印象的な写真が撮れるんです!
今回は、この85mm単焦点レンズで撮影した写真を、
・旅写真
・イベント写真
・動物
・マジックショー
の5つに分けて紹介していきます!
85mm単焦点の特徴と魅力を知ってもらえたら嬉しいです♪
\使用したレンズはこちら/
\こっちは単焦点20mmの写真です/
【単焦点レンズ】ポートレートで本領発揮!85mmで撮った写真集めました!
85mmで『家族撮影』自然な表情を狙う
私が普段行なっている出張撮影でも85mm単焦点レンズは大活躍してくれます。
まずはこの2枚を、背景のボケ感に注目して見比べてみてください。
この2枚は、85mmの単焦点レンズと、50mmの単焦点レンズで撮影したものです。
レンズの構造的に『焦点距離が長い方が被写界深度が浅い』という特徴があります。
言い換えると『望遠気味で撮影した方が、ボケ感が強くなる』。
つまり、55mmよりも望遠の85mmのレンズは、より背景がボケるんですね。
木々の隙間から漏れる光が、背景ボケによって丸く写っていますね。
この現象、丸ボケ(玉ボケ)というのですが、この丸の大きさが大きければ大きいほど、人は『いい写真だな〜』って感じやすいんだそうです♪
他の写真もぜひ見てください♪
背景がたくさんボケてるため、主役がより際立ちますね。
また、85mmのレンズは望遠気味なので、ちょっと離れたところから、良い瞬間を狙って撮影しています。
そのため、より自然な表情を残すことが出来るんです♪
85mmで『旅写真』圧縮効果を狙う
85mmで風景と人物を撮影すると、遠くのものが近くに見える『圧縮効果』という現象が起こります。
1枚目が85mm単焦点、2枚目が20mm単焦点。
この2枚、人物の位置は変わっていません。
人物と後ろに見える島の距離は変わらないはずなのに、85mmの方は島がかなり近くに見えますね。
前後の距離感が圧縮される、この『圧縮効果』。
遠くの方に写したいものがある時は、やっぱり望遠が良いですね♪
85mmで『イベント写真』主役を際立たせる
続いては、イベント写真です。
私が一緒に活動している美容研究家忍者みやゆうが主催したイベント『忍び場/鈴木○雄』での写真を使って紹介します♪
85mmの単焦点レンズだと、少し離れたところからも撮りたいものを撮ることができます。
そして、何と言っても主役が際立つんです。
これは、焦点距離が長いレンズ(望遠気味のレンズ)特有の、被写界深度の浅さによるものです。(一点にピントを合わせると、その前後がボケやすい。)
なので、主役が一人の時はもちろん、舞台に何人も立っている時も一人だけにピントが合うので、より主役が引き立つんです。
そのため、表情を印象的に残すことができます!
85mmで『動物』目線を合わせ背景ボケを
動物撮影でも被写界深度の浅さ(ボケやすい)が良い感じに発揮されます。
そして、少し望遠気味なので、ちょっと遠い動物や、小さい動物の撮影にも適しています。
85mmで『マジックショー』手元をクローズアップ
最後は、マジックショーでの写真です。
先ほども登場した美容研究家忍者みやゆうは、出張マジックショーもしています。
写真はその時のものです。
こんな感じで、被写界深度が浅いために、手元にピントを合わせれば、それ以外はボケてくれます。
そのため、マジシャンの手元だけがクローズアップされ、マジックショーの緊張感や雰囲気が伝わりやすなります。
単焦点レンズ『85mm』で圧倒的な写真を撮ろう
いかがでしたでしょうか。
85mmの単焦点レンズは、主役を引き立たせたいシーンで大活躍します。
特に人物撮影(ポートレート)はこのレンズの得意分野と言えるでしょう。
私が持ってる20mm、50mmの単焦点レンズとは全く違う世界を切り取ってくれるこのレンズ。
確実に表現の幅を広げてくれます!
85mmの単焦点レンズ、ぜひレンズ選びの候補に入れてみてくださいね♪
読んでいただきありがとうございました。
やじ
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