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【結婚式撮影】新郎新婦やゲストが残しておきたいシーンって何?

カメラマンになるために
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やじ

体感型動画制作サービス「ニンライン」の代表 兼 制作をしています。エンタメ忍者みやゆう専属カメラマン。

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『結婚式では、どんな瞬間を写真に残して欲しいですか?』

『撮って欲しいイメージありますか?』

結婚式を控えた新郎新婦さん、この質問に答えられますか?

 

やじ

こんにちは!カメラマンのやじです♪

 

この質問、ほとんどのカメラマンが事前打ち合わせで新郎新婦さんに聞くのですが、答えるの難しくないです?😳

ちょっと漠然としすぎてますよね。

 

今日は、私の経験談を交えながら

『事前打ち合わせでカメラマンに伝えて欲しいこと』

『カメラマンが本当に聞くべきこと』をまとめたいと思います♪

 

これから結婚式を迎える方、結婚式撮影をするカメラマンの参考になればと思います⭐

 

 

【結婚式撮影】新郎新婦やゲストが残しておきたいシーンって何?

 

新郎新婦が残しておきたいシーンとは?

結婚式のイメージを湧かせるのって難しいと思うんですよね。

他の人の結婚式写真だって、まじまじと全部見る機会なんてない。

 

そうなってくると、

結婚式では、どんな瞬間を写真に撮って欲しいですか?』

『撮って欲しいイメージありますか?』

この質問って、答えるのめっちゃ難しいと思うんです。

 

もちろん、おさえるべきシーンはあるし、それに関しては、カメラマンに任せておけば大丈夫です。

 

でも、そうじゃなく、カメラマンは新郎新婦の思いやこだわりをうまく聞き出し、それを『残しておきたいシーン』としてを提案してあげることが大事なのです。

 

少し前に撮影した際のエピソードを紹介します。

 

代々受け継がれる新婦の着物

打ち合わせの際に、新婦さんから『振袖を着るんです』とお話がありました。

結婚式での和装の定番は、色打掛。

となると、きっと振袖を着る理由があるはず。

 

そう思い、少し話を聞いてみると、『おばあちゃんが買ってくれて、母も親戚もこの着物着たんです。』と。

だったら、この着物に関わった人みんなで写真撮れたら素敵やな!

そう思い、母方の親戚と新郎新婦で写真を撮れるタイミングを設定しました。

 

高砂での家族撮影のタイミング

その母方の親族の中に、足の不自由な方(あまり早く移動ができない)がいらっしゃいました。

 

振袖を着ている時間は、披露宴入場からお色直しまでの間。

この披露宴の構成からして、乾杯が終わり歓談タイムに入ったら、友人が高砂に押し寄せて、そのままお色直し。

で、振袖でご家族と写真を撮るタイミングがない、ということが予想されました。

 

きっと、ご家族は遠慮して前には出てこないだろうし、ましてや、あまり素早く動けない、となると…。

 

どうしてもこの写真は撮りたかったので、プランナーさん、司会者さんと相談し、乾杯後に司会者さんからアナウンスを入れてもらい、ご家族が写真を撮れる時間を作ることにしました

 

そして当日撮った写真がこちら。

ご家族の皆さん、とっても喜んでくれました😀

 

新郎新婦・家族・ゲストが残したい瞬間を残す

このように、残しておきたいシーンを提案してあげることがカメラマンの腕の見せ所だと思います。

 

そのためには、新郎新婦さんとの話の中から、いろんなストーリーを聞き出すことが重要となってきます。

でもいきなり聞くことは出来ません。

 

まずは信頼関係を築くところから😊

 

大事なのは新郎新婦さん、ご家族、ゲストさんがどんな瞬間を残したいかです。

 

それを意識して動くことで、きっと当日の、ゲストの皆さんへの関わり方や声かけが変わってきます。

そうしているうちに心を開いてくださり、自然と向こうから「カメラマンさん、撮って〜!」っと声をかけてくれるようになります♪

 

こうなったら最強です😊♪

 

その第一歩である、撮影の打ち合わせ。

新郎新婦さんとの関係性を築き、当日を迎えましょう!

 

事前打ち合わせでカメラマンに伝えて欲しいこと

と、言われても、、、

新郎新婦さん側からしたら、何を伝えたらいいか分からないですよね😅

 

大丈夫です!

結婚式を計画している中で、こだわっていること、ゲストさんとのエピソード、些細なことでも大丈夫です♪

 

当日はお二人のために、親しい人、お世話になった人、普段会えない人、本当にたくさんの人が集まります。

結婚式での一枚が、ゲストさんたちにとっても思い出に残る一枚になったら素敵ですよね😊

もしかしたら、話してくださるその小さなエピソードがきっかけになるかもしれません♪

 

まとめ

新郎新婦のお二人、打ち合わせでは、こだわっていることやエピソードなど、「こんなこと撮影に関係ないけど…」ってもので大丈夫です!

ぜひぜひ聞かせてくださいね♪

 

また、カメラマンは新郎新婦のお二人が話しやすいよう、声かけをしてあげてください😊

 

そして、これからはきっと、カメラの性能もどんどんよくなり、誰でも少しの知識で綺麗な写真が撮れちゃう時代になっていきます。

お手本に出来る写真もたくさんネットで探せます。

 

結局は、誰に撮られるか。

 

『何かの時には、やじさんに撮って欲しい!』

そんな風に思ってくれる人が、一人でもたくさんになるような関係づくりをしていきたいし、これからも発信を続けていきたいと思っています😊

 

やじ

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