一眼レフカメラ、ミラーレス一眼を使っている人なら、『フルサイズ』『APS-C』という言葉を聞いたことあるかと思います。
この2つの違いを知っておくと、これから新しくカメラを買う時や、レンズを買い足す時に、きっと役に立つと思います。
この記事では、フルサイズとAPS-Cについてわかりやすくまとめてます!ぜひ読んでみてくださいね♪
フルサイズとAPCS-Cどっちがいいの?違いを比較してみました!
フルサイズとAPS-Cは何が違う?
フルサイズとAPS-Cにはたくさんの違いがあります。
ざっくりとこんな感じ。
ここから、もう少し掘り下げて説明していきます。
センサーサイズの違い
一眼レフ、ミラーレスカメラの内部には、カメラに入ってきた光をデジタル信号に変換されるパーツがあり、それをイメージセンサー(撮像素子)と言います。
レンズを外した時に、カメラの真ん中に見える四角い板みたいなのが、イメージセンサーです。
フルサイズとAPS-Cは、このイメージセンサーの大きさが異なるんです。
フルサイズのイメージセンサーの方が、ふた回りくらい大きく作られています。
画角の違い
センサーの大きさが違うので、その分出来上がる映像の大きさ(範囲)も異なってきます。
フルサイズの方がセンサーが大きいので、より広く写すことができます。
フルサイズで撮影(20mmのレンズ)。
同じレンズをつけてAPS-Cで撮影。
こんな風に、同じレンズをつけて、同じ風景を撮影すると、APS-Cの方がだいたい1.5倍くらいズームされて写ります。
なので、フルサイズは広めの風景などを撮る時に、APS-Cは遠くの物(スポーツや飛行機など)を撮る時に有利になります。
画質の違い
フルサイズのセンサーは、面積が広い分、より多くの情報を取り入れることができます。
そのため、色の濃淡や明暗のグラデーションを細かく表すことが出来ます。
ボケ感の違い
若干ではありますが、フルサイズカメラで撮影した写真の方がボケ感が強くなります。
本体サイズと値段の違い
フルサイズカメラは、センサーが大きい分、そのほかの装置もAPS-Cより大きくなります。
そのため必然的に、大きくなり、重くなり、そして高額になります。
さらに、フルサイズに装着するレンズも、大型のものが多いため、総重量はかなり重くなります。
APS-Cの方がコンパクトなので、持ち運びの面では便利かな、と思います。
ただ、レンズの種類でいうと、フルサイズ専用のレンズの方が圧倒的に多いです。
フルサイズとAPS-C、どっちを選べばいいの?
もう一度、フルサイズとAPS-Cの違いをまとめた表を載せます。
なんとなく、フルサイズとAPS-Cの違いが分かってきましたね♪
この2つ、どちらかが良いという訳ではなく、それぞれちゃんと良さがあります。
例えば…
ちょっと高いけど、広角撮影を楽しみたい!
あと、階調が綺麗な方がいいな!
という人は、フルサイズ。
やっぱりコンパクトなのがいい!
それと、鳥の撮影とかしたいし…望遠たくさん使いそう!
そんな人にはAPS-Cがおすすめです。
その良さを理解し、選択することが大切なのです。
違いによるレンズ選びの注意点
この違いで気をつけないといけない事があります。
レンズも、フルサイズ用と、APS-C用で種類が異なります。
これを知らないと、広角レンズを買ったのに、全然広く写らなかったー!なんてことになっちゃいます。
それだけならまだしも、せっかく買ったのに使えない!って事もあります。
購入時は特に、レンズの表記をしっかり確認しましょう。
NikonとCanonの場合の、表記のされ方を表にしています。
また、CanonのAPS-C用のレンズは、フルサイズに装着できませんので要注意です。
フルサイズのレンズは、どのメーカーでもAPS-C機に付けることが出来ます。
ただ、画角はAPS-Cのサイズになります。
Nikonの場合だと、フルサイズの本体には『FX』のマーク(DXにはマークなし)。
DXフォーマットのレンズには、『DX』のマーク(FXには表記なし)が書かれていますのでチェックしてみましょう。
まとめ
フルサイズとAPS-Cの違いは、分かったでしょうか?♪
被写体や、撮りたいシーンを想定しながら、ぜひ自分にあったカメラを探してみてください♪
読んでいただきありがとうございます♪
やじ
\相棒NikonD750♪フルサイズです/
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