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【単焦点レンズの魅力】特徴を分かりやすく解説!きっとあたなも欲しくなる!

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やじ

体感型動画制作サービス「ニンライン」の代表 兼 制作をしています。エンタメ忍者みやゆう専属カメラマン。

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ミラーレス一眼や一眼レフカメラを使っている人なら『単焦点レンズ』という言葉を聞いたことがあるのでは。

やじ

こんにちは!女性カメラマンのやじです♪

 

私はこの単焦点レンズに出会ったことをきっかけに、カメラに完全にハマってしまいました…。笑

 

「え!レンズ変えるだけでこんなに違うの?」

「私の写真めっちゃ良くない😍?!」

 

と初めて単焦点レンズで撮った時は、テンションが上がりまくったなあ…。笑

その時の衝撃と感激は今でも忘れません。

 

今回はそんな『単焦点レンズ』についてです!

・単焦点レンズの仕組みと特徴
・いいところ
・欠点

を分かりやすくまとめてみました♪

 

これを読めば、きっとあなたもレンズが欲しくなる〜〜〜〜笑!

 

【単焦点レンズの魅力】特徴を分かりやすく解説!きっとあたなも欲しくなる!

 

単焦点レンズってなに?

そもそも、単焦点レンズって何なんでしょう。

『明るいレンズ』と言ったりもするのですが、レンズの特徴がわかれば、そう呼ばれる理由もわかっちゃいます。

 

ズームレンズと単焦点レンズ

カメラのレンズって、レンズ部分を回すと、被写体を大き写したり、小さく写したり、ズームが出来ますよね。

でも、単焦点レンズには
その『ズーム機能がない』んです

これが最大の特徴ですね。

 

ズーム機能がないということは、レンズから被写体(焦点を合わすもの)までの距離(焦点距離)を変えられません。

 

ズームレンズは焦点距離を変えられる

単焦点レンズは焦点距離を変えられない

 

つまり、単焦点レンズとは『ひとつ(単)の焦点距離に絞ったレンズ』ということなのです!

 

単焦点レンズの特徴を簡単に説明!

もう少し詳しく単焦点レンズを解説していきます。

そもそもレンズの中には『絞り』という機能があります。

 

絞りの役割は、『カメラの中に入ってくる光の量(太さ)を絞って、調節することです。

その絞りの開き具合を表す数値を『F値』と言います。

こんなイラスト、一度は見たことあるのではないでしょうか?

 

レンズの中に、この『絞り』があります。

絞りが大きく開いている方が、カメラの中に光がたくさん入ってくるというのがイメージできますね。

 

また、絞りの大きさは「F 1.8」「F 4.0」「F 22.0」のように表示され、

F値が小さい→絞りが大きく開いている
F値が大きい→絞りが閉じている

となります。

 

単焦点レンズというのは、この『絞り』より大きく開くんです!

 

すなわち、光をたくさん取り入れることができる!

これが、『明るいレンズ』と呼ばれる所以なのですね!

 

そして、もうひとつ!

絞りが大きく開くことでより背景がボケるようになるんです!!

 

つまり、単焦点レンズを使うと、より明るく、より背景がボケた写真が撮れる!ということなのです♪

 

やじ

じゃあ、ボケるレンズにズームつけてくれたらいいやん〜!!

って思いますよね。

でもそれって構造的に難しいらしいんです。

だから、あっても値段が超高い。笑

 

単焦点レンズの魅力

ここからは、単焦点レンズの魅力を熱く語ります!笑

 

背景がボケる!

まず最大の魅力は『ボケ』

単焦点レンズを使うことで、写真の背景が超ボケるんです!!

 

こうやって、背景がボケていると、人って『素敵な写真!』と感じやすいんです。

また、見せたいもの(被写体)に視点が集まりやすいので、印象的な写真に仕上がります。

 

ちなみに写真の人は私が一緒に活動をしている『美容研究家忍者みやゆう』です。

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このボケ感は、ズームレンズではマネ出来ません。

 

背景だけじゃなく、手前もボケます。

こんな感じ。

トラに焦点を合わせると、手前がボケて、遠近感が表現できますね。

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単焦点の一番の魅力はボケ感なんです。

 

暗いところでもブレずに撮れる!

もう1つの魅力は、暗いところでも撮れる!ということ。

 

これ、単焦点レンズで撮影しています。

結構薄暗い部屋だったのですが、割と綺麗に写ってます。

 

先ほども書いたように、単焦点レンズは絞りが大きく開き、たくさんの光を取り入れることができます。

つまり、少し暗めの場所でも、絞りが大きく開いているおかげで、わずかな光を瞬時に取り入れる事ができるんです♪

 

特に室内撮影には本当にオススメです!

 

写りが綺麗!

単焦点レンズは1つの焦点距離だけに特化しているので、その分性能(画質)が良いと言われています。

 

逆に、ズームレンズは、いろんな焦点距離で撮影できるように無理やり設計されているので、その分画質が落ちてしまいます。(と言っても、そこまで気になる訳ではありません)

 

コンパクトで軽量

ズームレンズに比べて、軽いくてコンパクトのものが多いです。

カメラに付けていても、そこまで負担になりません。

 

単焦点のデメリット

今まで単焦点の魅力を語ってきましたが、ちょっとだけ欠点もあります。

 

ズームが出来ない

やっぱり『ズームができない』というのはデメリットでもあります。

 

単焦点レンズはズームレンズのように、急に遠くのものを撮ることは出来ません。

ズームが出来ない分、自分が前後に動いて距離を調整する必要があります

 

そういう意味では、旅行などのスナップ写真には、ズームレンズの方が使い勝手が良いかもしれません。

 

前後の被写体に弱い

単焦点レンズは、前後がボケやすい。

つまり、ピントを合わせたいものから、前後にずれているものはボケてしまいます。

 

例えば。

この写真は、みやゆうが開催した忍び場での一枚。

単焦点レンズでF2.0で撮影しています。

 

赤いハチマキの人と、金髪(みやゆう)にはピントがあってますが、その周りの人はボケていますね。

 

 

被写体が単体の場合はそれでOKなのですが、複数の場合は前後に少しでもずれたら、その人の顔はボケてしまいます。

横一列にまっすぐ並んでもらう

もしくは

F値を大きくして撮影する

ことで解決できるのですが、単焦点レンズを買うと、前後がボケる事が楽しくて、とにかく何に対してもF値を下げて撮っちゃいがち(あるあるです)笑。

 

F値を下げれば下げるほど、前後に弱くなるということを忘れずに。

 

レンズ交換の手間・リスク

いろんな距離感で撮影したい場合は、何本も単焦点レンズを持ち歩く必要が出てきます。

結構重いので、旅行の時はしんどいです(笑)。

 

私の場合は、ウエストポーチにレンズを入れて持ち運び、レンズ交換がいつでもできるようにしています。

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また、レンズの交換頻度も高くなるので、カメラ内にゴミなどが入るリスクも高まります。

 

どんどん買ってしまう(笑)

最後に。

単焦点レンズを1本買うと、絶対にカメラにハマります。笑

 

そうなるとどんどん新しいレンズが欲しくなってしまいます。

やじ

どんどん買ってしまう、抜け出せなくなってしまうこの状況のことを『レンズ沼』と言ったりします。笑

はい、私ハマってます。笑

 

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『メーカー別』一本目に買う単焦点レンズ

これを踏まえ、私が思う、初心者が1本目に買うべきレンズを紹介します♪

基準は

・単焦点レンズ!
・価格が安いけど、使いやすい!

この2つです!

 

もし、使わなくなった場合は、中古品として売れるので(レンズはあまり値が下がりません!)、ぜひこの入門レンズで単焦点レンズデビューしてみてください♪

 

Nikonユーザーにオススメの最初の1本

ズバリこれ!

私も持ってます!!!

 

Canonユーザーにオススメの最初の1本

Canonの方なら、これ!!

驚きの価格です(笑)

 

まとめ

どうでしたか??

単焦点レンズの魅力は伝わりましたでしょうか?😁

 

私は、8年前にこの単焦点レンズに出会い、カメラがもっと好きになりました。

 

皆さんもぜひ、一度使ってみてください♪

単焦点レンズは、きっと世界を変えてくれます!

 

読んでいただきありがとうございました♪

やじ

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