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【感想】『バズる文章教室』を読んだらバズる文章が書けるようになる?!

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やじ

体感型動画制作サービス「ニンライン」の代表 兼 制作をしています。エンタメ忍者みやゆう専属カメラマン。

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『バズる文章教室』という、ブログを書いている身からしたら、いかにも興味深いタイトルの本を見つけました!

 

なんでも、文芸オタクの書評ライター(三宅香帆さん)が、長年かけてバズる文章を“法則”として言語化してまとめた本らしいんです。

 

 

私は現在、47都道府県を回りながら様々な発信をしています。

 

個人で活動しているので、発信がかなり重要です。

そのため、日頃から常々、文章力、言語力の必要性を感じているのですが、

 

『なかなか上手く書けないな〜』

『やっぱり私って文章のセンスないな〜』

 

と思っていたところ、この本を見つけたのです。

 

 

実際に読み終わった今…

本当に文章が上手く書けるようになった気がしています!!

 

というのも、本の中に本当にたくさんの文章テクニックが織り交ぜれており、普段もっぱら読書は読み流し派な私にとって、巧みな文章に触れられただけでも、すごく収穫があったのです。

そして、それらに触れたことで文章に興味が湧き、技を自分のものにしよう!という気持ちで熟読することが出来ました。

 

バズる文章を書きたい人!

ぜひこの本を読んでみてはいかがでしょうか?

 

 

やじ
やじ

この記事では、『バズる文章教室』を読んで私が感じたことを、もう少し詳しく書いています。

ぜひ読んでみてくださいね。

 

 

 

 

【感想】『バズる文章教室』を読んだら、バズる文章が書けるようになる?!

 

文章は面白い!と思わせてくれる本

この本は、『言語化が苦手!』『伝えるのが苦手!』と思っていた私に、『文章で伝えるって、すごい面白い事なのかも!』と思わせてくれました。

 

というのも、本当に苦手意識の強い人でも、すぐに真似できるような術が書かれているから。

 

 

例えば、本の中でひらがなは漢字よりもゆっくり読ませる効果がある、という話が出てきます。

 

漢字が多い文章、例えば論文なんかは、正確に伝える事は出来るし、速く読める。

ただ、スムーズに読めすぎて、逆に頭に残りにくい。

 

ひらがながあると、そこで一瞬立ち止まり、思考が膨らみ、さらに強調される

という考えです。

 

これはすごくなるほどな、と思いました。

 

こんな簡単なことを意識するだけで、伝わりやすい文章になるのか!と希望が見えたし、難しい言葉ばかり、専門的な言葉ばかりじゃなくても、自分の言葉で伝える方法でもいいのかな、と思わせてくれ、文章考えるのって実は面白いのかもな〜と感じました。

これは嬉しいはっけんです。

 

やじ
やじ

↑使い方、あってるかな。。。?笑

 

 

『バズる文章教室』は先人たちの術が詰まったバイブル本

たくさんの事を学べた『バズる文章教室』。

この本の良い点は、バズる術が詰まった文章をお手本として何個も読むことが出来る、という点にもあると思います。

 

 

本の中には49個のバズる文章のコツがあり、その1つ1つに、それぞれの技が使われている文章が提示されていて、実際にどう使われているのかを、バズる文章の法則に照らし合わせながら学べる構成になっています。

 

文章の構造や技術という観点から、様々な有名作品を読むと、

 

この一文だけでも、めちゃくちゃ考えて作られてる!
(才能や感覚で書いてる人もいると思うけど)

とか、

 

たくさんの人に読まれるのには、理由があったのか!!

と、感じる事が出来ました。

 

そして、これらのお手本文章にはちゃんと法則あって、それを少しずつ真似して自分に取り入れれば、文学の才能がない私でも、もしかしたらバズれるかも!!と思わせてくれたんです。

 

 

 

そう感じた上で、本を読み進めると、、、

「いや待てよ、この著者の文章もめっちゃ奥が深い!考えられまくられている!」

と気づいてしまったのです!

 

 

 

本の中にはバズる技が散りばめられていて、気がつくと、「ここ、こういう効果があるな!」「あの技使ってるやん!」と、問題を解くかのように読み進めていました。

 

私は、今までの人生で、どれほどたくさんの素敵な文章を、流し読みしてしまったのだろう。

 

そんな後悔の気持ちも湧き出てくるほど読むのが面白く、読み終えるのにめっちゃ時間かかってしまいました。笑

こんなにじっくり文章を読み解くなんて、高校の国語の授業以来ですよ。

 

この本を読んで、いつかこんな風に、相手を楽しませるような文章が書けるようになりたい!と思ったし、今この文章を書くに当たっても、いつもとはちょっと違った思考で書けているような気がしています。

 

 

まさかの撮影技術に応用?!

物語を読むことは、撮影技術の向上にも繋がる!という驚きの発見もありました。

 

 

かの有名な司馬遼太郎さんは、まるで私たちが実際に同じ景色を見ているかのように思わせる天才。

 

彼の文章を分析した結果を著者は、

司馬遼太郎さんは、見えないビデオカメラを持っている。そしてそのビデオカメラで街の風景を撮影していきながら、筆を進めていたんじゃないでしょうか。

引用:p129

と考察しています。

 

例えば、芝連太郎さんの文章に出てくる、『隙間をくぐって』という表現は、動画の撮影手技『ドリーイン(カメラが前に移動しながら撮影する)』に当てはめられます。

 

 

ドリーインって、こんな感じ。

被写体に向けて注目度を高めたり、冒険のようなドキドキ感を与える事ができます。

 

1つの表現だけで、映像をイメージできるって本当にすごい。

 

 

ということはですよ!

司馬遼太郎さん見えた世界を頭で思い浮かべまくれば、司馬遼太郎ばりの人の心に残るカメラワーク術を身に着けれるってことなんです。

素敵な文章を読むことが、カメラの技術にも繋がるなんて思ってもみなかった!!

 

『バズる文章』に一歩近づいたぜ!

これを読んで、すぐにバズる文章術が身につくわけではありません。

ただ、文章って面白い!もっと伝わる文章を考えてみたい!と感じる事ができ、結果、文章に対する気持ちが変わる事ができました。

今こうして文章を書いている時も、『相手』が常に頭に浮かぶようになりました。

 

 

何が言いたいかって。

この本を読めば、あなたも『バズる文章』の基本を身に付ける事が出来ます!

 

私の文章もきっと成長しているので(自分でも体感している)、ぜひこのブログで過去の私の文章を読んで、比べてみてください。笑

やじ

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