『ちょっと働き方を変えてみませんか?』
NewsPicks編集部副編集長・佐藤留美さんのこの言葉から始まる『仕事2.0』。
これから目まぐるしく変わっていく時代を生き抜くために、私たちは働き方をアップグレードする必要があります。
今までの当たり前は、きっと当たり前ではなくなります。
この本には、そんな時代を生きていく中で、私たちが準備しておくべきことが書かれています。
読み切った感想(レビュー)をまとめました。
【読書感想】『仕事2.0』人生100年時代に私たちがすべきこと
『仕事2.0』を読んだ理由
私がこの本を読んだ理由は3つあります。
本の帯に釘付けになったから
未来に繋がるパワーワードが詰め込まれたこの帯。
気になる言葉ばかりで、釘付けになってしまいました。
この言葉たち真意を知りたいと思いました。
カメラマンとしてやるべき事のヒントを見つけたかったから
フリーランスになり1年ちょっと。
周りには本当にたくさんのカメラマンがいる。
そんな中で、生き抜いていかなければいけない。
今私がやるべき事のヒントを考えるきっかけになれば、と思いました。
みやゆうの考えと似ていると思ったから
私が一緒に活動している、美容研究家忍者みやゆうは、『人生100年なんだから』とか、『やじとしての価値をあげなきゃいけない』とよく私に伝えてくれます。
この本を見たとき、みやゆうの考えと何か通じるものがあるな、と思ったので、自分の知識や理解を深めるためにも、読みたいと思いました。
『仕事2.0』印象に残った言葉
この本で印象に残ったことを、3つのワードの絞り紹介します。
自分の希少性を高める
「タグを掛け算」する事の有用性
引用:p33 「プロノバ」岡島悦子氏の言葉
ここでいう『タグ』とは、その人の持つ能力などのことを言い、『自分のタグを3つ以上掛け算すると、その人の希少性がグッと増す』という意味が込められています。
私のタグは何だろう。
『カメラ技術』『ブログ執筆力』…
『社交的』とかも能力なのかな…?
自分を振り返った時、もっとタグを増やす必要があるな、と思いました。
また、この『タグ』についての考えは、堀江貴文さんの著書『多動力』に書かれていた言葉と似ていていると思いました。
一つのことに1万時間取り組めば誰でも「100人に1人」の人材にはなれる。
ここで軸足を変えて、別の分野に1万時間取り組めば「100人に1人」×「100人に1人」の掛け算により、「1万人に1人」の人材になれる。
さらに飽き足らずまったく別の分野にもう1万時間取り組めば、「100人に1人」×「100人に1人」×「100人に1人」=「100万人に1人」の人材が誕生する。ここまですれば、あなたの価値と給料は驚くほど上がる。
引用:多動力/堀江貴文
1万時間取り組むことを3つ併せ持てば、1万人に1人の人材になれる。
これから、カメラマンは超増えていきます。
その中で「私」が選ばれるためには?
自分にしか出来ない『タグ』を見つけるのは大変だけど、『タグ』を何個も掛け合わせてたった一人の存在になる、ということなら出来るような気がします。
1つのことに縛られず、いろんなことに挑戦し、術を習得していきたいと思いました。
人生100年時代を生き抜くために
継続的に成長することこそ、人生100年時代を生き抜くサバイバル術
引用:p94 立教大学 中原淳教授の言葉
人生100年時代を生きる間、私たちはめまぐるしい変化を経験します。
そして私たちは、「スマホが当たり前」の次世代の子どもたちと一緒に仕事をしていかなければなりません。
冷静に考えたら20も30も下の世代。
価値観が違って当たり前です。
だからこそ、新しい技術やいろんな価値観を学んでいく必要があると思います。
でも、ただ学ぶだけでは置いていかれてしまいます。
時代の変化に柔軟に対応しながらも、挑戦し成長し続けていきたいと思いました。
経験を積むために
読書は「他人の経験を買う」行為と自覚する
引用:p174
成長をするためには『体験の総量』をあげることが重要です。
ただ、自分が体験できることには限界があります。
その際に助けてくれるのが読書なのです。
先人たちの失敗と成功を自分の体験として置き換えれば、より自分自身の考えや行動に反映され、成長に繋がりやすくなります。
これからはもっと、『自分が出来ない経験を知るための行為』という意識を持って本を読んでいこう、と思いました。
まとめ『仕事2.0』を読んで感じたこと
これから、時代の変化とともに、私たちの価値観や働き方は大きく変わっていきます。
そんな中で生き抜くために私たちはアップデートしなければいけません。
ただ、日本特有の雇用形態のもとで働いている場合、『変わる』というのは難しい事も多いと思います。
でも、『ちょっと働き方を変えてみませんか?』という冒頭の言葉通り、それぞれが未来を見据え、ちょっとだけ考えを変えて行動するだけで、日本は変わるのではないでしょうか。
成長し続ければ見える世界も違うはず。
そのためにやるべきことが少し見えた気がします。
この本を読んで、『挑戦』そして『成長』を大切に、これからの時代をいきていこうと改めて思いました。
これからの時代がどうなっていくか、そして自分は何をするべきか、そんなヒントをもらいたい人はぜひ読んでみてください♪
やじ
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