レンズ選びでとっても重要になってくる『焦点距離』。
「50mmのレンズ」とか、
「300mmの望遠レンズ」とか、
カメラを使っている人は、聞いたことがあるのではないでしょうか。
この『〇〇mm』を焦点距離というのですが、今回はその焦点距離の基本知識をまとめてみました!
レンズが分かると、カメラがもっと楽しくなります!
ぜひ読んでみてください♪
【焦点距離と画角】レンズの〇〇mmってどういう意味?
焦点距離ってなに?
まず焦点について。
虫眼鏡で太陽の光を集めて紙を燃やす、という映像を見たことがあると思います。
この時、燃えた場所(光が集まった場所)を焦点と言いましたよね。
これをカメラで置き換えてみます。
カメラのレンズが虫眼鏡。
虫眼鏡を通して光がカメラに入り、その光がイメージセンサー(撮像素子)で一点に交わります。
そう!
つまり、イメージセンサーで一点になった場所が『焦点』、そしてレンズから焦点までの距離が『焦点距離』ということになるのです。
こんなイメージ。
なので、焦点距離の違いというのは、すなわちイメージセンサーからレンズまでの距離の違いということになります。
焦点距離と画角
では次に、その焦点距離が写真にどう影響を与えるか、説明していきます。
焦点距離と画角の関係
焦点距離が変わると、画角(イメージセンサーに写る範囲を角度で表したもの)が変わります。
そのイメージ図がこちら。
焦点距離が短いと、画角が広くなる
焦点距離が長いと、画角が狭くなる
こんなイメージで、レンズの焦点距離と画角は変化するのです。
焦点距離ごとのレンズの画角
先ほどの項で、
・焦点距離が長い方が画角が狭い
ということが分かりました。
では、それぞれのレンズの画角を比べてみましょう。
私が持っている単焦点レンズ『20mm』『50mm』『85mm』を図にしてみました。
記事 【遠近感】焦点距離の違いで写真はこう変わる!単焦点レンズで撮り比べてみた
こんなイメージで、
広角レンズ(20mm)は焦点距離が短いから、画角が広くなる!
望遠レンズ(85mm)は焦点距離が長いから、画角が狭くなる!
ということなんですね♪
慣れるまではちょっとややこしいですが、焦点距離が大きい方が望遠、焦点距離が小さい方が広角、と覚えておきましょう!
焦点距離はここでチェック
では最後に、自分の持っているレンズの焦点距離をチェックしてみましょう♪
ズームができるレンズの場合
こんな風に【18-55mm】と書かれています。
このレンズの場合、18mmから55mmの間の焦点距離で撮影できるということになります。
広角から中望遠までを抑えた、使い勝手のよい『標準ズームレンズ』と呼ばれるものですね♪
そして、その上の【55、45、34、24、18】というのが、ズームリングを回した時に、どの焦点距離なのか表します。(写真の場合、焦点距離は35mmです。)
単焦点レンズの場合
単焦点レンズは、ズームが出来ない(=焦点距離が変化させれない)ということなので、書かれている焦点距離の数字も1つです。
このレンズは85mmの単焦点レンズということが分かります。
この見方が分かれば、数字を見ただけで、どんな画角で撮影できるのか、というのがイメージできるようになりますよ。
記事 Nikonのレンズに表記されてる英語と数字の意味を解説します
まとめ
焦点距離のこと、分かりましたか😊?
この記事を読んだら、ぜひ一度手持ちのレンズをチェックしてみてください。
焦点距離と画角(写真の写り方)がリンクすれば、一気にレンズのことが分かるようになりますよ😁
カメラの話してる時に、
〇〇mmのレンズ使ってます!
なんて言えたら、ちょっとカッコイイですしね♪
是非お気に入りの焦点距離と画角を探してみてください!
読んでいただき、ありがとうございました!
やじ
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