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【読書感想】堀江貴文と挑戦し続ける『8人の鮨職人』から学んだこと

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みやゆう専属カメラマンやじです。

数年前、ホリエモンこと堀江貴文さんが『寿司屋に修業は不要』と発して話題となりましたよね。

その発言についての真意を追求した【堀江貴文VS.鮨職人 鮨屋に修業は必要か?】という本が出版されたので、読んでみることにしました。

 

 

この本では、堀江貴文さんが、注目の8人の鮨職人と対談し、その様子が文字起こしされています。

 

職人になるためのストーリーや、修行時代の話などが、会話形式で書かれているため、鮨職人それぞれのリアルな声を聞け、とても面白かったです。

そして何より、読み進めやすい。

 

そんな1冊を読み切った感想を書きたいと思います。

 

【読書感想】堀江貴文と挑戦し続ける『8人の鮨職人』から学んだこと

 

『堀江貴文VS.鮨職人』を読んだ目的

私がこの本を読んだ理由は2つあります。

 

実際に鮨職人が「修行」についてどう思っているか知りたかった

ちょっぴり高級なお店のカウンター席でご飯を食べると、上司と思われる人が他のスタッフに対して、とても怖い顔つきで接している姿を見る事があります。

 

やじ

私だったら…修行とはいえ、怯えて自分のパフォーマンス出来ないな…。(看護師時代に怖い先輩にいびられた経験あり…笑)

 

上司が怖いパターンだけではないと思いますが(笑)。

修行している人も、なかなか経験させてもらえないのはもどかしいよな…。

 

そう思う事があったので、実際に「修行」のイメージが強い鮨職人の方達がどんな思いなのか知りたいと思いました。

 

堀江貴文が好きだから

2019年の始めに、こんな記事を書きました。

死ぬまでに、私が一緒に仕事をしたい5人

この本の著者である堀江貴文さんは、私が死ぬまでに一緒に仕事がしたい人の一人なんです。

なので、堀江さんが鮨職人と対談して感じたことを知りたい!と純粋に思いました。

 

『堀江貴文と鮨職人』印象に残った言葉

ここからは、実際に読んで印象に残った言葉と感想をご紹介します。

 

成功しているお店の雰囲気は抜群

 

成功しているお店は、どこも現場の雰囲気が抜群にいい。

引用:p.6 はじめに

 

これはすごく共感できました。

スタッフのみんながイキイキしているお店は、接客されてとても気持ちがいいし、また来たいと思えます。

 

きっとそんなお店は、コミュニケーションも円滑で、お店に関わる人みんなが『その店を良くしたい!』と思え、新しいアイディアも生まれやすく、結果、成功しているお店はどんどん良くなっていき、さらにお客さんの満足度も上がる。

現場の雰囲気を良くするために動く事が、成功の近道でもあるのかな、とも思いました。

 

わくわくオーラが職人を張り切らせる

 

外国人客の「これから東京で鮨を食べるんだ!」というワクワクのオーラは、職人を張り切らせ、確かにその場を明るくしてくれるものがある。

引用:p.11 はじめに

 

これもすごく納得しました。

自分たちの握る鮨を、カウンター越しで目を輝かせて待っていてくれたら、そりゃやる気出ますよね。

 

それと繋がる出来事が過去にありました。

キングコングの西野亮廣さんのサーカスというイベントに行った時、彼はイベントの冒頭に『このイベントはみんなで作り上げるもの』『みんなで演者の気持ちをあげるんだ』と、ゲストが登場するたびに観客にスタンディーングオーベーションを提案したのです。

観客はそれを受け入れ、全員で大きな鳴り止まない拍手でゲストを迎え、演者は気分が高まり、観客の期待に応えようと最高のパフォーマンスを見せる。

 

この一体感が作り上げる空間は本当にすごかったんです。

 

お店でも同じことが言えると思います。

仕事を頑張るためには、お客さんのワクワク感はもの凄いパワーになります。

 

お店はそれを引き出す努力をする必要があるし、お客側ももっとお店へのワクワク感を伝えてみても良いのかもしれないな、と思いました。

 

 

自分が飽きたらおしまい

 

僕がステージを変えたいっていうのは、自分が飽きたらおしまいだと思っているのもあります

引用:p.32 黒崎一希さんの言葉より

 

鮨職人さんの言葉です。

人は現状に満足してしまうと、勉強しなくなります

そうなると、同じ作業を何十年も続けることになり、飽きてしまう。

自分だけならまだしも、きっとお客さんも飽きてしまいます。

 

絶えず新しい事に挑戦していくことが、成功への道なんだと感じました。

 

本質を知ることに命をかける

 

『僕らがすごいんじゃなくて、すごいのはお魚ですよ』

引用:p.81 工藤順也さんが訪れたお店の店主の言葉より

 

こちらも、鮨職人さんの言葉です。

長年職人を続けている人からのこの言葉は、重みが凄い。

 

いくら技術があっても、相手のことを知らなければ本来の良さは出ません。

いつまでもその気持ちを大切にしているところが素敵だと思いました。

 

『堀江貴文VS.鮨職人』を読んで感じたこと

一流のお店の店主は、伝統やしきたりを重んじながらも、そこにこだわりすぎずに新しいことを取り入れ、挑戦をし続けていると感じました。

だから「修行は今も続いている」

 

過去の厳しい修行に対しては、理不尽だったと感じている方もいましたが、その色々な思いや経験が、今のお店の現状に生かされているとも思いました。

 

ただ、理不尽な修行はやはり今の時代受け入れられられません。

そのため、時代の変化に合わせ柔軟に対応する力が求められると思ったのと同時に、技術を身につけるには努力と継続は絶対に必要だから、だからこそ、「その仕事が好き」という気持ちが大事なんだよな、と思いました。

 

『堀江貴文VS.鮨職人』まとめ

修行は『長いか短いか』ではなく、何を学ぶかが重要で、挑戦し学び続けている間はずっと修行なんですね!

 

職人を目指したい方、何かに挑戦している方におすすめの一冊です。

ぜひ読んでみてください♪

やじ

 

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